有限会社ミナミ 専務取締役 池田大貴氏

　池田大貴さんは、今回の新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けて甚大な被害を受けている飲食店の方々を救うため、「もがみ応援隊」実行委員会の代表を務めました。「もがみ応援隊」は「飲食店から新庄もがみ地域全体を盛り上げたい！」との思いから、新庄市内の多くの若者で組織されています。食事券を事前に購入して頂くことで、飲食店側は事前に収益を得ることができ、後日支援した方にはお食事を楽しんでもらえるというプロジェクトをクラウドファンディングを使い発信しました。（プロジェクトは既に成立し、７月１日から事前購入した食事券が利用可能です）

　大貴さんは１９８８年金山町生まれで現在３２歳。金山町の中学校を卒業後、山形市内の高校へ。その後山形市のホテルでコックの修行後、東日本大震災の影響を受け実家へ戻ってきました。４人兄弟の長男という事で家業を継ぐことになんの疑問も持たなかったそうです。現在は、お店を手伝いながら奥様と２歳と５歳のお子様ふたりと４人暮らし。体を動かすことが大好きで、夏はゴルフ、冬はスノーボードを楽しんでいます。そんな仕事もプライベートも行動的な大貴さんは自分を客観的に見ると「口下手で人見知り」との事。（笑）

「お店のこだわりとしては、旬な地元食材を積極的に仕入れてお店で提供していることです。お客様は地元の常連さんやご家族連れから出張で訪れるサラリーマンまで幅広いですが、お客様に利用して頂くことで地域経済が活性化するので、お店を通して新庄もがみ地域に貢献したいと思っています。今後も厳しい状況は続きますが、できる限りお客様の要望には対応していきますので、どうか地元の飲食店を利用して頂きたいと思います。」