スパ＆リゾートホテル秋の宮山荘 副支配人 佐々木 達也 氏

　高校卒業後、一度は東京のホテルに調理師として入社しましたが、サービスマン業務に魅力を感じて転職。レストラン勤務を経て25歳で秋田へ帰郷。横手市内のホテルに勤務して７年前より現在の職場である秋の宮山荘に勤め、現在は副支配人を務めています。人生の大半をサービスマンとして過ごしてきた佐々木さんにとって、現場の仕事が何よりも好きと語ります。
　「人との関わりが自分の毎日を豊かにしてくれていると実感します。ここ（秋の宮山荘）を利用されるお客様は、特にリピーターの方が多く、自分の話は勿論のこと、ご自身の家族のお話をしてくれる方が多くて。びっくりするくらいお客様との距離が近いといいますか（笑）。それだけに、あまり気取らないように、お客様がホッとできる距離感を大切にしています。
　当館を利用されるお客様は、湯量豊富な温泉を目当てに来られる方が多いのですが、中には保養という目的で数日間滞在されるお客様もいらっしゃいます。滞在期間中はゆっくりとおくつろぎいただけるよう、こちらも気さくに、素朴で気取らない接客を心掛けています。
　春と秋の年に２回は、管理栄養士が献立をつくる『健康ランチ』をはじめ、骨密度測定や肌年齢測定などを行う企画も用意しておりますので、ぜひ一度足を運んでいただきたいと思います。また、立地的に秋田や仙台、盛岡、山形とどこへ行くにも同じくらいの距離にありますので秋の宮山荘を拠点として利用するのもおすすめですよ！」

物静かな語り口調ながら、気取らない接客とアットホームな雰囲気を演出し、お客様の心地よさを追求する姿勢には感銘を受けます。取材日も癒しを求めてゆっくりされているお客様でにぎわっていました。