お問い合わせ
山形県北・秋田県南の広域情報サイト「ここから〜」
TOHOKU JAPAN

山の幸いがらし 山人 五十嵐 榮 氏


 このコーナーは、地域に潤いをもたらし醸成させるのは人であるという思いのもと秋田県南地域と山形県北地域に住む「醸し人」にクローズアップしたコーナーです。
 第4回目となる今回の醸し人は、山の幸いがらし 山人(やまんちゅ) の、五十嵐榮さんです。

「山菜は大地の薬」
 「30歳からカメラ店を営み、60歳を過ぎてから山菜屋を始めました。まもなく10年になります。山菜屋を始めたきっかけは、もがみ物産協会さんから『新幹線が新庄まで来てるんだがら山菜を出してみねが?』と言われたことです。もともと山が好きで、暇があれば山へ入ってたんですが、今はそれが本業になっています。いい景色があればついでに写真を撮るという、以前とは逆の生活ですね(笑)」。
 顔の見えない商売は嫌いだという五十嵐さん。人が好きということもあり、人と人との縁を大切にしています。
 「製品は山形県産の天然の山菜を収穫から加工まで一貫して行い、無添加にこだわっています。春の山菜の苦味は苦いまま食べるとカラダに溜まった毒素を出してくれますし、アイコは痛風の方にも良い。馬ブドウは焼酎につけて寝かせて一口寝酒で飲むと、高い血圧も下がります」と、薬膳の本を片手に説明する研究熱心な一面も見せてくれました。
 山菜はただ美味しいだけではなく、人間の免疫力を上げてくれたり解毒の効果が期待できるなどいいことずくめですが、危険の伴う山菜採りは後継者不足だとか。それだけに、『山菜をビジネスとしてやってみたい』という方にはすべてレクチャーしたいと考えているそうです。「ぜひ一度、うちの天然の山菜を食べてみてけれ~」。
【商品紹介】
●山菜のピクルス
 雪解けが始まると待ちに待った山菜の季節。
豊かな山々に囲まれた豊富な伏流水を含む土壌から山の恵みを1年を通して楽しんでもらいたい思いからできました。

※全ての商品は天然の風味や食感、色合いにこだわり旬の山菜や加工品をお客様にいかにベストな状態でお届けするのか、研究熱心なお父さんと、味の決め手を担うお母さんとの二人三脚で全て手づくりしています。

山の幸 いがらし

山形県新庄市小田島町3-61
TEL 0233-22-6815